普段は高い屋根の上、なかなか触れたり考えたりする機会もすくない瓦のこと。 谷池製瓦所の培った技術と感性を軸に、微細な土の表情の変化や空気感、心情を一枚の瓦としてカタチにします。
瓦は1000年以上昔からあるもの。 しかし、伝統を重んじながらも時代の中でたゆまない進化をつづけてきました。 こんなにスゴイ、現在のカワラの最新形。
国産みの島、淡路島。 この島に眠る良質の土が職人の思いと技と焔によって 日本の気候風土に合った上質な瓦になりました。
伝統産業製品としての洗練と自然素材としての安らぎを、 屋内外・壁床問わず、インテリア・エクステリア・ガーデニングまで 幅広く取り入れていただける多彩な「景観材」。
屋根瓦を通して日本の原風景を守るために、 瓦の良さを知ってほしい、そのためにも私たちは屋根瓦以外の、 より目や手に触れる機会の多い景観材を通して、 古き良き日本の風景を作り出す瓦の存在を より身近に感じて欲しいと願っています。
この島で瓦づくりが栄えた理由は、土だけではありません。 江戸時代に瓦が徐々に民衆のものとしても普及するようになると、瓦のように重たいものを運ぶのに海路が便利だった時代、海に面した島の地の利を活かし、淡路島の瓦は島内だけではなく京阪神都市の屋根素材の供給元を担っていたようです。 土と海という豊かな島の恩恵、そして丹念な人の気質が淡路島の瓦くづりを支えてきました。 そして、その伝統は今も一日一日と受け継がれつづけています。 淡路島の土と海という豊かな島の恩恵、そして、丹念な人の気質。
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